景気が一向に良い方向に向かっていかないこの日本で、日々思うことはやはり世の中の不安定さや将来の国のあり方が見えてこない、ということです。
問題は様々たくさんあり、それを毎日政治家や
経済界の人たちなどが議論していますが、まずは自分のまわりを分析してみました。

 

まず、「デフレ(物価下落)」は・・・

私にとってのデフレは、自分が買う食べ物や洋服、支払う光熱費、家賃、運賃、交通費などすべてのモノに対し安く手に入れられる。それは家計には好都合なことです。

半面、なるべくモノもサービスも安く、と一般の人が考えているとしたら、ファイナンシャルアドバイスの相談料がネックとなり、仕事が減るかもしれません。景況感が悪化したときは、財布のひもがギュッとしぼられるものです。これは私にとって都合が良くないことです。

実際は、そんな中だからこそ「自分でなんとかしたい」とご相談の方が増えたりもするのですが・・・

つまりデフレとは、私にとってプラスマイナスの両面を持っているということになります。

 

では二つ目に為替はどうでしょうか・・・

対米ドルで考えると、現在1ドル=90円前後。この水準が円高というべきかどうかはいろいろな意見があると思いますが、さしあたりこの数年間の中でも円高水準だから、「アメリカへ旅行でも・・・」という予定もなく、輸入品を買いたいわけでもない。円高が、と必ず騒ぎ出す報道が毎度クローズアップする旅行や買い物の恩恵は得られない。

逆に少しばかりの海外投資資産(外貨預金や投資信託など)の評価は、為替プラス金利の低下も加わり、状況を見るたびにため息が・・・

つまり、為替も私にとって長短があるということです。

 

どの状況も人それぞれ良いか悪いか、どの程度かが違います。自分にとってどの状況が不利で、そのためにどのようにしておけばよいか、ぜひ考えてみていただきたいと思います。それによって、今後起き得るインフレ(物価上昇)などに負けない資産運用をしていきたいですね。

 

ファイナンシャルアドバイザー 甲賀 規子