財布の紐をぎゅっとしめなるべくお金を使わないように、とする一方、家計の見直しとしてしめるところをしめよう、という時代。

 

当然、全国民の90%超の人が加入済みである生命保険の保険料見直しというのもそのリストの中に挙げている人も多いと思います。

 

そもそも保険に入るときに、いろいろと話を聞き、いくつかの要素を検討し加入の判断を下したはずだが、多くの人の傾向としては数年たつとその内容をよく理解できていない、あるいは覚えていない場合が多く見受けられます。それは、内容が複雑で忘れてしまうこともあれば、もう入ったから大丈夫という安心感から忘れているということもあるかもしれません。

 

FPとしてたくさんの方にお会いしていて、「保険」とは・・・

1.保険料をなるべく安くと思う人が多く、保障内容と保険料のバランスを考えて加入するが、そもそも一度入ったら一生あるいは長期の支払となることを考えれ、いずれにしろ決して安い買い物ではない。

 

2・そのときそのときによって、必要な保障は変化し、少なくとも節目ごとに見直していける柔軟性が必要である。

 

3.将来を考えたときに、最大のリスクがいつどのような形で起こりうるのかを認識すると、保険で「ここまで助けてもらえるといいのだが」というイメージをもつことができる。

 

保険の基本的な考え方は「資産とのバランス」です。たくさん資産があり、何かあっても自分で対応できる・責任をもつことができれば保険はなくてもいいですよね。

 

反対に資産がほとんどなくすべてのリスクを保険でまかなおうとすると、保険料負担が重くなる。多くの人はそのリスクに対する責任を自身の資産と保険の両方で持つことを目的としてその保障内容と保険料との見合いで加入する、ということになります。

 

その資産額は人それぞれ違いますし、どんなリスクに備えたいかも異なります。だからこそ、現状を確認したうえで、現在から将来のための保障と貯蓄をしっかりと計画することが大事だと言えます。

 

保険屋さん、というとあまり聞こえが良くないのですが、保険をご案内することを仕事としている多くの人間は保険に是が非でも入れたいということではなく、その考え方をお知らせしたいと思っているのです。

 

保険をこれから考えようとしている方、「今の保険いくら払っているんだろう」と思った方、ぜひ有意義なお金の使い方をしてください。

 

筆者
甲賀 規子